昨晩の食事中に息子から「バナナは一体どうやって増えるのか」という質問があった。考えてみれば、バナナの木の存在は社会科のプランテーションに関する授業などで知っていたものの、どうやって増えているのかまでは知らない。種もないのに。そこで検索してみると、『バナナ大学』なるウェブサイトに『バナナ植物学』というページを発見。
<バナナ植物学 | バナナ大学>
http://www.banana.co.jp/basic/knowledge/about.html
このページによると、
1. 現在私たちが食べているバナナというものはずっと昔に突然変異で種がなくなったバナナである
2. その突然変異種のバナナの木から出た新芽を株分けして育てる
3. 以降、2を繰り返す
という手順で種なしバナナは増えて行って現在に至るらしい。
ところで、バナナといえば絶滅の危機にあるという話がたまに出るが、実際のところはどうなのだろうか。それについても検索してみたところ、ジモコロというサイトに次のようなインタビュー記事を見つけた。
<バナナが絶滅するって本当!? 専門家に聞いた「そんなバナナ」な真実 | ジモコロ>
http://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/kikuchi01
記事によると、バナナを枯死させてしまうパナマ病というのは「フザリウム オキシスポラム」というかびによって引き起こされるもので、現代では強力な新パナマ病が発生しているものの、徹底した農園管理と品種改良の研究が為されているので絶滅までは行かないそうだ。
更に検索してみると、日本においては『もんげーバナナ』という、「凍結解凍覚醒法」という手法による耐寒性のバナナも開発されているという。
<食卓からバナナが消える? 世界的なバナナ危機に挑む、熱帯産作物国産化を目指した驚きのバイオ技術|Y MEDIA|ヤンマー>
http://www.yanmar.com/jp/about/ymedia/article/tropicalfruits.html
バナナの未来は明るい。