インターネット規制の厳しい中国で日本語サイトを検索する時におすすめのサイト

baidu
※2018年8月1日更新

 中国で日本のヤフー検索(https://search.yahoo.co.jp)が使えなくなって久しくなります。日本のヤフーはGoogleの検索エンジンを使用していたので同じく規制されているGoogle同様の検索結果が得られるのが良かったんですが、それが引っ掛かったのだと思われます。

 何か検索したい時にいちいちVPNサービスに接続するのは面倒ですよね。特に、会社によっては規定で業務使用外のソフトをインストールできないところもあるかと思います。そこで、ヤフー検索の代替として有用な検索サービスをご紹介致します。

1位 ニフティ @search(アット・サーチ)

http://search.nifty.com/search/

 ニフティのウェブ検索はヤフーが検索エンジンを提供しています(参考:http://search.nifty.com/search/help/help_web.htm)。ということはつまり、ヤフーで検索するのと同等の検索結果が得られるということになります。また、ディレクトリ検索もディレクトリ型検索エンジンとして定評のあるクロスリスティング(http://www.xlisting.co.jp)のものを使用しており、隙がありません。

2位 Goo検索

https://search.goo.ne.jp

 NTTレゾナントが提供する、日本の老舗の検索サービスです。こちらはGoogleの検索エンジンをベースに使用しているようです(参考:https://japan.cnet.com/article/20061214/)。オフィスで使用する際はトップページにある「急上昇ワード」の欄が邪魔に感じるかもしれません。

3位 BIGLOBEサーチ

https://www.biglobe.ne.jp

 ビッグローグのウェブ検索はヤフー同様、Googleの検索エンジンが使用されています(参考:http://search.biglobe.ne.jp/help/answer_1016.html)。PCのブラウザの設定によってはGoogleによる認証を要求される場合があり、その場合はVPNを通してないと検索ページまで進めません。私が試したところ、スマートフォンでは特に問題ありませんでした。

4位 楽天ウェブ検索 ※要楽天ID

https://websearch.rakuten.co.jp

 楽天Infoseek(インフォシーク)のウェブ検索も検索エンジンにGoogleのものを使用(参考:https://www.nikkei.com/article/DGXNASDD100OD_Q1A510C1TJ2000/)しているので、Googleで検索するのと同等の検索結果が得られます。但し、海外からの使用の際は楽天IDでログインしなければ使うことができませんのでご注意ください。

5位 Bing(中国版)

https://cn.bing.com

 マイクロソフトの検索サービスです。中国では検索ボックスが国内版と国際版がありますが、国際版を選択して利用します。検索精度はGooよりも落ちます。

6位 はてなブックマーク 

http://b.hatena.ne.jp

 名実ともに日本トップのブックマーキングサービスです。検索ボックスからキーワード検索することができます。ユーザーにITエンジニアが多いこともあり、特にIT系の技術サイトを探す際には便利です。

 なお、excite(https://www.excite.co.jp)もヤフー及びGoogleの検索エンジンを使用しているのですが、exciteは海外から検索サービスが利用できない設定になっているので残念ながら使えません(参考:https://help.excite.co.jp/hc/ja/articles/115010365607-ウェブ検索結果から削除したい)。

 また、ライブドア(http://www.livedoor.com)はトップページは閲覧できるのですが、検索しようとすると検索結果が何も返って来ない状態になります(※2018年7月29日時点)。VPNを通した場合は問題ありません。

 以上、中国在住の方、または出張などされるご予定のある方は上記のサイトをブックマークしておくと何かと便利かと思います。

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