今日から『カイジ』が再開

 今週発売分の週刊ヤングマガジンから、福本伸行氏の人気シリーズ「カイジ」の連載が再開されます。

コミックナタリー – 「カイジ」再開目前、新シリーズ予告でざわ……ざわ……
http://natalie.mu/comic/news/show/id/16812

 VS裏カジノ社長の麻雀牌を使ったギャンブル『17歩』は終わるまでに4年間掛かりました。シリーズが新しくなる度に間尺が伸びて来ています。今回の新シリーズが終わるのには今から一体何年掛かるのでしょうか。『アカギ』なんかはもう十年以上もやっていますしね。その連載振りについてはドラゴンボールと対比されることがよくありますが、もうそれどころではなくなってしまっています。

 ところでカイジといえば最初の『限定ジャンケン』のロジックの優秀さがよく語られるのですが、他のギャンブルでは割と粗が目立ちますね。僕が連載時に一番気になっていたのは『鉄骨渡り』です。おかしいと思うところを書き出せばキリがありません。

・挑戦者の名前をあんなに短時間で覚えられるわけがない。
・先が細くなって行く鉄骨の規格など存在するのか。
・海の近くの高層ビルの屋上なんて強風が吹きまくっている筈。
・なぜ強風に煽られても落下しないのか。
・先に落下した人の振動で鉄骨に多少の揺れぐらい発生する筈。
・あのようにガラスを成形することはできるのか。強度はどのように保っているのか。また、一体どのようにして設置したのか?

 漫画だといえばそれまでかもしれませんが、やはりリアリティがないと少し興醒めしてしまいます。

 さて、今回のカイジでは一体どんなギャンブルが展開されるんでしょうか?

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